現代・起亜自動車の昨年のアメリカ市場シェアが8%以下に落ちた。円安を背負ったトヨタ、日産など日本車の攻勢と低価格のガス代を背景に、爆発的な販売となったピックアップトラックに押された結果だ。
アメリカの自動車統計専門会社であるオートデータによると、2014年、現代・起亜自動車のアメリカ市場の販売量は、130万5千952台で前年度に比べて4.0%増加した。このうち、現代車は72万5千718台で、前年比0.7%の増加にとどまったが、起亜車は58万234台で8.4%増加し、現代・起亜自動車は史上初めてアメリカ市場で130万台の販売突破となった。
しかし、シェアではアメリカの新車市場の販売の増加によって、前年度の8.1%から7.9%に低下した。昨年、アメリカ全体の新車販売台数が1千653万1千70台となり、前年度に比べて5.9%も増加したためである。現代・起亜自動車のアメリカ市場シェアが8%以下に落ちたのは、2010年以来、4年ぶりのことだ。現代・起亜自動車のアメリカ市場シェアは、2010年の7.7%から2011年には8.9%まで上昇したが、2012年に8.7%、2013に年8.1%、2014年に7.9%と年々シェアが落ちている。
なお、ブランド別の順位では、GM、フォード、トヨタ、クライスラー、ホンダ、日産に続いて7位を固守した。
【記事】
http://www.autodaily.co.kr/news/articleView.html?idxno=35875