福島原発事故後、輸入がしばらく中断されていた日本産のホヤが最近、韓国市場を攻略しており、出荷を控えた国内養殖業界が緊張している。
日本産ホヤは、2011年の原発事故以降、国内への輸入が中断されて内需市場価格が安定傾向を見せているが、最近になって日本産ホヤの輸入が再開され、出荷を控えた国内養殖業界に大きな打撃を与えるのではないかと懸念を抱かせている。特に日本産ホヤの輸入と同時に出荷が始まる国内産の大量の出荷は、供給過剰による価格下落を引き起こし、最終的には国内の養殖業界の赤字だけが累積すると予想されており、業界が神経を尖らせている。
これにより、水産業協同組合は、対策作りに苦心している。ホヤ水産業協同組合の関係者は「日本産ホヤが昨年10月から国内に再び輸入され、ホヤ価格に大きな影響を及ぼすと見られて非常に心配だ」と述べた。
日本産ホヤは、エンドユーザーから味と香りが韓国産とほぼ匹敵する品質を認められており、原発事故前までは、南海岸で生産されている量とほぼ匹敵する毎年4000~7000t以上輸入されていた。
【記事】
http://www.gnnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=231193