8日、サムスン電子は昨年第4四半期(10〜12月)に営業利益5兆2000億ウォンの暫定業績を上げたと発表した。昨年第3四半期(7〜9月)の4兆600億ウォンより28.08%増加したが、1年前の2013年第4四半期(8兆3100億ウォン)より37.42%減少した。サムスン電子は、昨年第3四半期の営業利益が3年ぶりに5兆ウォン以下に落ちて、業績の悪化懸念に陥ったが、今回の業績反発を受けて、底は打ったという評価を受けている。市場予想よりも高い業績だからである。
しかし、今年第1四半期(1〜3月)の業績によって、実際に反発に成功したのかが現われるということもあり、サムスン電子は内部的にも緊張を緩めてはいない。サムスン電子の関係者は「もし、第1四半期に再び営業利益が5兆ウォンを下回る場合は、「V字型」の反発が出来ていなくて、「L字型」の低迷で行くことがあり得るという懸念がある」とし「第1四半期は伝統的にオフシーズンだが、中低価格スマートフォンの新製品の成功と半導体の販売上昇に期待をかけている」と述べた。
昨年の第4四半期の業績の反発は、半導体事業が率いた中、無線事業部は「ギャラクシーノート4」など高額製品の販売好調に力づけられて、再び営業利益2兆ウォンを超えたと推定されている。
【記事】
http://news.donga.com/3/01/20150109/68991587/1