新年を迎えたが、造船業界にはまだ暗いオーラが漂っている。造船業界が成長の動力として推進していた海洋プラントの受注見通しが暗いからである。
11日、造船業界とその関係者によると、新年の海洋プラント部門の受注は、2014年に比べて半分にも満たないと見込んでいる。海洋プラント発注の急減は、シェールガスの開発と原油価格の下落に伴う海洋プラント投資の減少が原因である。海洋プラント1基を建設するのに兆単位の莫大な投資額が必要で、国際原油価格が下落すればするほど採算性が低くなり、これによって新規投資が減ることになる。そして、石油の代替資源であるシェールガスが脚光を浴びているが、海洋プラントの投資見通しはより否定的である。これによって、現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋など韓国ビッグ3の造船会社は、今年の海洋プラントの受注目標値を2014年よりも低くとるなど保守的な事業目標を策定していることが分かった。
業界のある関係者は「過去、原油高のために海洋プラントの発注も多かったが、昨年から国際原油価格の下落があり海洋プラントの低迷も続くものと見られる」とし「今年のビッグ3造船会社をはじめとする中堅造船会社も保守的な経営基調を検討する可能性があるだろう」と述べた。
【記事】
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