サムスン重工業労使が昨年の賃金交渉を終えることが出来ない中、労働者協議会が対応の程度を高めている。サムスン重工業の労働者協議会がソウルサムスングループ本社前で上京集会を開いたのに続いて、近い将来、ストライキのための賛否投票を実施することにした。
12日、サムスン重工業巨済造船と労働者協議会は、争議行為の賛否投票を近い将来実施すると明らかにした。労働者協議会は、去る7日代議員大会を開き、代議員87人の全員一致で争議行為賛否投票を実施することを決議した。サムスン重工業労使は、昨年の賃金団体協議の暫定合意案を導き出したが、組合員の賛否投票で否決された。昨年11月に労働者協議会が新たに発足し、交渉が再開されたが、終えることができなくて越年したのだ。
この日の上京集会には、労働者協議会執行部と代議員など100人余りが参加した。8日、労働者協議会は声明で「2014年の賃金交渉の過程で協議会が必要ともしない「改悪提示案」を労働者協議会で受け入れることを要求した」とし「会社側は、景気が厳しいので社員が心を一つに、会社の発展のために頑張らなければならない時期と主張し、分裂を企てている」と明らかにした。また「これ以上、労使関係が悪化することを望まないが、(会社側が)前向きな賃金案を提示しなければ、今後発生する会社との戦いでどのようなことがあっても絶対に退かない」とし「必ず労働者協議会を死守し、私たち社員を守るだろう」と明らかにした。
なお、サムスン重工業労働者協議会は、労働組合ではなく、法的に労働三権(団結権、団体交渉権、団体行動権)を保障されていない。
【記事】
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002071608