良い仕事の基準が変わってきている。以前は、企業の規模や給与レベルが良い仕事と悪い仕事を分ける唯一の判断基準だった。「年俸ビッグ3」であり、韓国を代表する大企業3社で勤務する従業員の声をまとめてみた。
就業ポータルによると、上場企業の中で、従業員の平均年俸1位は、SKテレコムである。平均1億500万ウォンである。続いて、サムスン電子(1億200万ウォン)と現代起亜自動車(9400万ウォン)が2位、3位を記録した。
企業評価サイトジョブプラネットによると、高額年俸を受けるこれら3つの会社の従業員の社内での評価は、思ったよりも低い。SKテレコムは、主に管理業務が多く、学んで成長することができる部分が少ない△内需企業だが、今後の発展の可能性が未知数というのが短所として指摘された。また、実務陣は、改善と変化を要求するが、経営陣が保守的なので息苦しい場合が多いとの証言もある。一方、従業員は、△水平的な組織文化△飲み会を強要していないなど、強圧的な雰囲気がなく、夜勤が多くないという点を利点に挙げた。
サムスン電子は、悪名高い「ビジネスの強さ」に対する不満が多い。サムスン電子は、△さまざまな福祉と高い給料△会社の中で、ほぼ生活が完結できるほどのインフラ△不可能に見えることも、やり遂げる豊富な人的資源などが利点に選ばれた。ただし、日常的な週末出勤と夜勤に代表される悪名高い「ビジネスの強さ」を耐えられる覚悟ができている必要があるというのが内部の従業員たちの助言である。サムスン電子の無線事業部で勤務するA課長は「月火水木金金で仕事をすると思えば良い。高い給料をもらう代わりに、日常的な生活はある程度あきらめる考えをしなければならない」と述べた。
現代自動車は、国家の経済を引っ張っていく企業という自負心が最大の強みとして選ばれた。12時間勤務が日常化されている職場環境は、欠点に選ばれた。
ジョブプラネットの理事は「会社員は、会社にいる8時間が幸せな会社が働きがいのある企業だと考えるが、大企業は、そのような面では比較的満足度が低い」と説明した。ファンソヨンHRコリア常務は「他の人が好むところではなく、自分が何をよくすることができ、それをどこでよく発揮することができるかを探していけば、自分に合った夢の仕事は見つけることは難しいことではない」と述べた。
【記事】
http://www.edaily.co.kr/news/NewsRead.edy?newsid=01220166609237392&SCD=JG11&DCD=A00701