1990年代、ドイツはもちろん、イタリアの最高級スポーツカーと比べても遜色がなかったホンダのスポーツカーNSXが10年ぶりに派手に復活した。未来的なデザインにハイブリッドパワートレイン、世界初の9段デュアルクラッチまで採用された。
ホンダの北米高級ブランドのアキュラは、12日からのアメリカデトロイトコボセンターで開かれた「2015デトロイトモーターショー」で新型NSXを世界初公開した。新型NSXは、コンセプトカーに比べてサイズが少し大きくなった。長さ4470mm、幅1940mm、高さ1215mm、ホイールベースは2630mmに達する。ホンダは、NSXの重量については発表しなかった。前輪には19インチ、後輪には20インチのアロイホイールが採用され、タイヤはコンチネンタルタイヤ製「ContiSportContact」を装着。
車体は第1世代のNSXがそうだったようにアルミニウムを大量に使用した。また、底部分はカーボンファイバーで製作した。外装パネルは、アルミニウムとSMC(Sheet Molding Compound)などの複合素材を使用した。ホンダは、複合材料の活用によってねじり剛性を高め、重量は減らしたと説明した。V6 DOHCツインターボエンジンと3つの電気モーター、9段DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が搭載された。ホンダは、エンジン排気量や総合出力については言及しなかった。エンジンとトランスミッションの間に設置された電気モーターが後輪の駆動をサポートするほか、フロントに搭載する2個のモーターが独立して左右それぞれの前輪を駆動または制動する。
いくつかの外信は、新型NSXの販売価格が15万ドル(約1億6210万ウォン)から始まると予想した。販売は早ければ今年の夏から始まると報道している。
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