ハンファグループに売却されたサムスンの防衛産業・化学系4社の労働者が21日、ソウルサムスン瑞草社屋の前で売却に反対する共同集会を開催した。4社労組員が共同で参加する売却反対の上京集会は、今回が初めてである。
サムスンテックウィン・サムスンタレス・サムスントータル・サムスン総合化学労働組合は21日午前11時から、サムスン瑞草社屋の前で売却撤回を要求する共同集会を開いた。約400人の組合員が早朝から事業所を出発し、ソウルに集結した。この日の集会は午後3時まで行われる。
彼らは「これまでサムスンという名前に誇りを持って働いてきたが、帰ってきたのは一日に決定された売却だ」とし「サムスングループが従業員と一言も相談もしないで決定した売却は、撤回しなければならない」と主張した。
サムスンテックウィン支部主席副会長は「先週はサムスンテックウィン労組だけが瑞草社屋の前で売却見直しを要求したが、今日は4社がすべて一つの場所に集まったことに意味がある」とし「売却の撤回が行われるまで、上京集会をするつもりだ」と主張した。
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