各種事件を処理しながら、押収したお金を横領し、株式に投資した警察官が摘発された。
31日、釜山警察庁知能犯罪捜査隊は、常習的に押収品を横領した疑い(業務上横領など)で、釜山の某警察署のキム某(47)に対して拘束令状を申請した。警察署捜査チームに勤めていたキム某は、仲間の警察官がギャンブル事件や射幸性ゲームセンターの取り締まり事件などを処理して、押収したお金を横取りする手法で17回に渡って3200万ウォンを横領した疑いを受けている。
キム某は、2012年4月からなんと1年8ヶ月間にわたって、捜査資料自体を検察に送致しないという手法で、このような犯行を犯した。捜査資料が検察に進まなかったので、犯罪を犯しても処罰を受けなかった被疑者だけで数十人に達している。キム某は、主に被害者が現れないギャンブル事件などで、小切手には手を出さずに、現金のみ隠匿したことが明らかになった。
最近、定期人事で新たに発令された警察官が検察に送致されていない昔の事件書類の束を発見し、監察調査を依頼してキム某の犯行がばれた。調査の結果、キム某は横領したお金はもちろん、住宅を担保に融資まで受けて株式に投資したが、ほとんど損をしたことが明らかになった。警察は、キム某がこれまで送致しなかった事件については、補強調査を行った後、関係者を処罰する予定である。
【記事】
http://www.segye.com/content/html/2015/01/31/20150131000850.html