現代自動車は、営業実績が低迷している従業員に警告性の手紙を発送して奮発を促した。今年に入って輸入車のシェアが大幅に上昇し、国内シェアが急落するのに伴って、危機感を反映したものと見られる。
8日、現代車によると、国内営業本部は、今月初めの営業実績が低調な従業員に、個人名義で手紙を送った。国内営業本部が実績が良くない従業員に叱責性の手紙を送ったのは、2011年以来、4年ぶりだ。
会社側は手紙で、個人の不誠実さを現代車の販売量低下の主な原因に挙げた。また、輸入車の攻勢で国内シェアが落ちている状況で、営業担当者は、より積極的に販売に乗り出さなければならないという点を強調した。
現代車の高位関係者は「最近5年間の国内販売実績は理解しがたいという点と、従業員が販売に積極的に出ていないという問題を指摘するためのもの」と説明した。
自動車業界のある関係者は「輸入車市場が拡大するしかない市場の状況で、現代起亜自動車の内需シェアの低下は、避けられない傾向にある」としながらも「国内市場である程度支えてこそ、海外市場でも成功できるという点で、現代車の悩みは大きい」と述べた。
【記事】
http://economy.hankooki.com/lpage/industry/201502/e20150208171120120250.htm