現代重工業の人員削減が、現代尾浦造船、現代三湖重工業などの系列会社に広がっている。
9日、造船業界によると、現代尾浦造船と現代三湖重工業も先月から課長級以上の事務職社員を対象に希望退職申請を受け付け始めた。合計3千800人の従業員を抱える現代尾浦造船は、組織のぜい肉を落とすという次元で、事務職課長級以上の社員700人のうち、成果の低調者などの一部を削減する予定である。
4千400人余りの従業員がいる現代三湖重工業も親会社である現代重工業、現代尾浦造船の基準に合わせて、従業員の一部を減らす方針であると伝えられている。
先立って現代重工業は先月中旬、課長級以上の事務職1千500人を対象に希望退職を断行、このうち3分の2ほどがすでに会社を辞めた状況である。この過程で、現代重工業の会社側が、組織の安定を期するという名目で、希望退職対象者の一部の従業員の社内コンピュータネットワーク接続を遮断して、延長勤労の禁止措置を下すなど、事務職労組は会社が強制的に退職するよう圧迫していると反発するなどもした。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2015/02/09/0200000000AKR20150209179100003.HTML