現代重工業労使が旧正月を控えて、年を越えて引っ張ってきた対立に終止符を打った。昨年5月14日の初顔合わせの後、9ヶ月ぶりのことだ。
現代重工業労使は、16日午前9時から午後1時まで「2014年賃金と団体協約」2次暫定合意案に対する賛否投票を実施した結果、65.9%の賛成率で賃金団体協議交渉を妥結した。毎年、夏の休暇前に交渉を妥結し、秋夕(チュソク)連休を送ってきた現代重工業の従業員は、年を越して、旧正月を二日前にして長い対立を終えることになった。
労組側は「今回の暫定合意案は不十分だが、2015年の賃金団体協議も準備しなければならない状況で、ひとまず終了し、次の準備をしようという執行部の意図に同意する雰囲気が有った」と投票結果を説明した。
労組は、17日午前に調印式を執り行い、2014年の賃金団体協議を完全に終えて、旧正月の連休を終えた後、2015年の闘争の方向を決定する方針である。
業界の関係者は「事実上、労働組合が旧正月前の妥結のために、大きく譲歩したと見られる」とし「交渉が9ヶ月以上と長くなり、対内外の世論が悪化して、労組が疲れた影響も大きかった」と話した。
【記事】(写真:投票の模様)
http://news1.kr/articles/?2099030