24日、部分ストに突入したクムホタイヤ労組が組合員の死を招いた職務請負化の撤回を要求した。
クムホタイヤ労組の組合員等で構成された故キム・ジェギ烈士闘争対策委員会はこの日午後、光州光山区錦湖タイヤ工場前で闘争勝利決意大会を開き、この日から3日間の部分ストに突入した。
対策委は「烈士が焼身自殺したのは、会社側の職務請負化計画が原因である」とし「請負化の方針を撤回し、誠意のある謝罪をしろ」と言った。続いて「会社側は、請負化の推進で発生した今回の事態を認めないでいる」とし「非正規職の拡大と現場労働への弾圧を禁止して、遺族に対しては心理療法をしなければならない」と主張した。対策委は「キム・ジェギ烈士と労働者は請負化に反対したが、会社側は懲戒を云々(うんぬん)して一方的に推進した」とし「労働者が主人になる世の中を要求した烈士の意を受け継いで、特別交渉とストライキ闘争で請負化の撤回と遺族補償を勝ち取る」と強調した。
労使は同日午後、特別交渉を通じて遺族補償、請負化問題などを議論したが、ストライキと焼身自殺の原因などについて立場の違いを見せたことが分かった。対策委は、決意大会後に開かれる交渉で請負化の撤回、会社側の謝罪、遺族への補償などの要求が受け入れられない場合は、今後の闘争計画などについて議論する方針である。
これに先立って2月16日、全羅南道谷城郡のクムホタイヤ谷城工場で労組代議員キム・ジェギ氏が焼身して死亡した。
【記事】
http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20150224_0013495998&cID=10201&pID=10200