最高の技術力は保有しているが、普及の分野で不十分なために、水素燃料電池車の分野で日本のトヨタに追われている現代車が光州広域市で推進している創造経済イノベーションセンターを通じて勝負の賭けに出る。
現代自動車が光州地域を水素自動車インフラ構築の実験の場として選んだ理由は、産業の集積と研究人材を最も早く確保するのに最適な場所であるからである。光州は、副生水素(製鉄、石油精製工程で発生する副生ガスから抽出した水素)基地の一つである麗水産業団地がそばにあり、地理的な面で有利である。合わせて、水素自動車と関連の有る▲燃料電池▲モーター▲バッテリー▲インバータ、など80社以上の関連企業もここに集積されており、積極的なコラボレーションが可能である。
現代車は、1998年から水素燃料電池車の開発に着手し、独自の技術開発で最高水準の商品を確保した。量産性と整備性を考慮して、燃料電池システムを内燃機関エンジンと同等のサイズに小型化してモジュール化した。
「ツーソンix水素燃料電池車」は、独自開発した100kWの燃料電池スタックと100kW駆動モータ、24kWの高電圧バッテリー、700気圧(bar)の水素貯蔵タンクを搭載した。零下20度以下でも始動が可能であり、1回の充填時の走行可能距離は、ソウルから釜山まで一度に運行可能な415kmを達成した。
現代車グループは、先立ってエコカーの技術リーダーシップと環境にやさしいブランドの地位づけを強化するために、2020年までにハイブリッド車、プラグインハイブリッド車や電気自動車専用モデル、水素燃料電池車の追加モデルなどに11兆3千億ウォンを投資すると発表している。特に現在、1車種(ツーソンix水素燃料電池車)の水素燃料電池車を2020年までに2つの車種に拡大し、市場をリードする企業として地位を強固なものにする方針だ。
【記事】
http://www.mediapen.com/news/articleView.html?idxno=66121
水素自動車も韓国起源立派なもんだ。