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2015年02月25日

【韓国】日中に「サンドイッチ」にされた韓国造船業界〜出口は有るか?

抜粋:日中に「サンドイッチ」にされた韓国造船業界〜出口は有るか?

 日本と中国の造船所の躍進が続いて、造船業界の世界ランキングが逆転している。国際原油価格の急落で、海洋プラントの発注が大幅に減り、韓国の造船業界が萎縮したのに対し、日本と中国は自国発注に支えられ、躍進が続いている

 25日、英国の造船・海運分析機関クラークソンによると、 1月末基準の造船グループ別受注残高順位を見ると、「グローバルTOP3」を守ってきたサムスン重工業が日本の今治造船に押されて、世界4位に落ちた。クラークソンによると、サムスン重工業の今年の1月末時点(グループ)受注残高は、513万6000CGT(修正換算トン数)で今治造船(514万2000CGT)に比べて6000CGT少ない状態だ。また、個々の造船所のランキングでもSTX造船海洋は、12月末基準で181万9000CGTで10位を記録した一方、今年1月には、中国の大連造船に押されて11位に後退した状態だ。

 このように、日本と中国の造船業界が躍進を続けているのは、自国の発注量受注が理由だ。中国の場合、自国の貨物は中国が建造した船舶で輸出するという「国輸国造」政策を掲げ、安定した船舶需給を続けている。日本の場合も、自国発注の傾向が濃い上、円安効果などで恩恵を享受している状態だ。 逆に、韓国の場合、原材料や商船市況にともなう影響が大きいという短所がある。

 韓国の造船業界は、今回の順位変動に対して、大きくは動揺していない雰囲気である。日中の発注量が大挙投入されたことによる一時的な現象なので、競争力の部分では、まだ韓国メーカーが世界市場を主導しているからである。ある大型造船会社の関係者は「すでに一般商船の建造などは、中国の技術水準が韓国の脅威に値するレベルになっている」としながら「韓国メーカーもたゆまぬ研究開発を進めて格差は着実に広がっており、船舶発注規模が上下する場合もあるが、大きく動揺はしていない」と述べた。ただし「競争国がシェアを拡大しているだけに、十分な差別化戦略を立てて対応しなければならない」と付け加えた。

 産業研究院の研究委員は「韓国の場合、市場シェアが2000年をピークに徐々に低くなる傾向にある。一方、中国は維持、日本は円安で上昇基調を続けている」とし「3カ国を見ると、価格の面で優れている中国が質的な向上を模索している状況。韓国は日本と対等だが、差別化要素は、やや乏しい」と指摘した。

【記事】
http://www.ajunews.com/view/20150225162046388
posted by クライバー at 17:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 海外記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本気でそう思ってらなら、それでいいんじゃないか。よくもまあぬけぬけと、なんて今更言うまい。めでたいめでたい、めでたい奴ら。
Posted by 名無し at 2015年02月25日 19:20
「韓国は日本と対等」→ここ、笑うとこでいいの?
Posted by at 2015年02月25日 19:52
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