世界第2位のオートバイメーカーである日本のヤマハ(ヤマハ発動機)が、2019年にヨーロッパの小型車市場に進出する。日本でエンジンから車体まで、自動車を一貫生産するメーカーが誕生するのは、バイクメーカーとして出発したホンダが1963年に自動車製造を開始して以来、52年ぶりのことだ。
27日、日本経済新聞は、柳弘之ヤマハ社長がインタビューで、2019年から2人乗自動車を製造・販売する計画を明らかにし、日本で9社目の自動車メーカーの誕生を予告したと報道した。会社側は、排気量1,000tのガソリン車と電気自動車を開発するために、数百億円をかけて専用工場を建設する予定である。
ヤマハは、以前にも自動車市場への進出計画を表明したことがあるが、具体的な事業計画が公開されたのは今回が初めてである。そのために、会社側はエンジンを独自開発して、電気自動車のモーターとバッテリーは外部から調達する計画である。
ヤマハは、1964年以来、トヨタ自動車と自動車用エンジンの開発と生産のための協力関係を結んでおり、既にエンジンの製造技術を保有している状態だ。現在もトヨタの高級車ブランドであるレクサスにエンジンを納品している。
日経は、全世界でエネルギー消費量が少ない小型車の需要が拡大しており、ヤマハは既存の2輪車のノウハウを生かすことができる低燃費小型車市場に進出する。ヨーロッパは小型車の普及が進んでいるので、最初のターゲットにしたと説明した。
【記事】
http://economy.hankooki.com/lpage/worldecono/201502/e2015022717394969760.htm