いよいよ日程も決まった。日本の安倍晋三首相のアメリカ上下院合同演説日程が確定したのである。安倍首相は、来月29日午前11時(現地時間)、アメリカ議会で慰安婦問題など過去の歴史を含むスピーチをする予定である。過去の問題については、アメリカ議会が前向きな譲歩を盛り込んだ講演をしてほしいと要請したと伝えられている。
これに対して日本政府は、一応「期待しても良い」という立場を明らかにしたことが分かった。問題は、日本政府が言うその「期待」のレベルがどの程度になるのかという部分である。今まで安倍政権が一様に主張するのは、ほぼ歪曲された歴史であり、隠して否定する歴史だった。アメリカは、この機会に慰安婦など過去の問題によって、なかなか良くなる気配を見せていない日韓関係を解けるようにしようとしている様だ。
日韓両国ともアメリカの同盟国であるという点で、両国のギスギスとした関係が続けば、アメリカの利益のための外交政策を展開していく上で不便だからである。メディアの報道によると、アメリカ議会はもちろん、アメリカの影響力のある大物日本専門家たちも、安倍首相が韓国人の過去の歴史問題解決の糸口を開かなければならないという意見を日本に伝えたという。また、第二次世界大戦終戦70周年を迎え、その意味をアメリカに合わせず、日本帝国主義の侵略を受けた韓国などの東アジア諸国の期待に合わせてほしいという注文が色々な経路を通して、安倍総理に伝えられたという。
しかし、アメリカのこのような努力が、どれだけ「受け入れられるのか?」謎である。これまで日本の過去の歴史を一貫して歪曲してきた日本と阿部が今になって、アメリカが要求をしてきたといって、自分たちの間違いを素直に認めて謝るとは見られてはいない。
一言:首相の敬称が無い部分は、原文のままです。
【記事】
http://www.ajunews.com/view/20150329020652731
村山談話を継承する。
村山談話
従軍慰安婦の問題等も含めて」「法的には解決済み」との認識を示し、国として個人補償を国として行う考えはないとした。
そこで、財団法人女性のためのアジア平和国民基金 として募金を集め(約6億円)支払った。
慰安婦問題は「日韓基本条約」で決められている個人補償の項について、朴槿恵大統領の父親である朴正煕大統領が国交正常化時に日本から得た経済協力金を慰安婦ら被害者らに宛がわず、放置したことによる「負の遺産」でもある。このように、朴槿恵大統領はまずは、慰安婦を切り捨ててしまった父親の過ちを正すべきである