今年も現代重工業と大宇造船海洋など造船会社の労使間の賃金交渉が順調でない見通しだ。
9日、業界によると、造船会社が来月本格的な賃金交渉を開始する中で、現代重工業労働組合(以下組合)は、8日に賃金交渉の要求を終えた。確定した労組の要求は、基本給対比6.77%、通常賃金対比3.54%である賃金12万7560ウォンの引き上げ、職務環境手当100%引き上げ、固定成果金250%保障、基本給の3%を老後の年金として積み立てする老齢年金制度の施行、社内勤労福祉基金賛助などである。
しかし、会社の経営が困難な状況で、労組の通常賃金1審判決の結果を適用し、賃金の引き上げ、成果年俸制廃止などの要求を会社側が受け入れるのは難しいと見られており、今年の労使交渉も容易ではないと思われる。
大宇造船海洋労組もコ・ジェホ現社長と来月に予定されている2015年団体交渉を進めないという方針を明らかにした状態だ。大宇造船海洋労組は現在、産業銀行が新代表としてチョン・ソンニプSTX造船海洋社長を推薦したことをめぐって、産業銀行と対立している。
労組は「産業銀行が、労組が外部の人間と規定したチョン・ソンニプ社長を推薦したのは、不純な意図が込められている」とし「現代重工業と同じ希望退職などの人的構造調整をしようとする意図と共に大宇造船の売却を控えて、産業銀行の忠実なるスポークスマンの役割に適した人を選定したこと以上でも以下でもない」と主張した。今後、大宇造船海洋労組は、産業銀行に対して団体交渉を要求する計画だが、産業銀行がこれを受け入れるかは未知数だ。
大宇造船海洋労組関係者は「現在のコ・ジェホ社長は、労組との交渉については、何の権限もない」とし「4月中旬ころ、産業銀行に対して、来月交渉をするよう正式に要請する計画」と述べた。
【記事】
http://www.ajunews.com/view/20150409115323590
安値の受注で生産すればするほど赤字になる。
忙しいけど従業員への給料も払えない。
だけど、組合の要求も凄い、今後が楽しみだね。
賃金の引き上げ絶望的