24日、民主労総が予定通り労働市場の構造改悪阻止・公務員年金改悪中断・最低賃金1万ウォンなどを掲げてゼネストに突入した。一方、政府は、これを違法ストライキと規定して「厳正対応」の方針を明らかにしている。当面の賃金や福祉などを要求するのではなく、政府の政策に反対するストライキだからという論理だ。
民主労総の集計によると、この日のゼネストなど争議行為に参加した組合員は、全国27万人にのぼる。彼らは、全国19箇所で集会を開いたし、民主労総は「集会に参加した人員は、全国で7万人余りに達するだろう」と推定した。ゼネストに参加した方法は、年次休暇を出したり、全国教職員労働組合の組合員総会など多様だと民主労総は明らかにした。
ハン・サンギュン民主労総委員長はこの日の午後3時頃、ソウル市庁前広場で開かれたゼネスト大会の挨拶で「準備がなされていないゼネストは敗北と言った。だが、我々はそれをやり遂げたのだ」とし「政権と資本のストライキへの攻撃と弾圧も、私たちのゼネストを防げなかったのだ」と述べた。この日、ソウル広場の集会には、1万2000人余り(主催者推計、警察推算8000人)が参加した。
ハン委員長は「政権の執拗な強要と脅迫にも関わらず、労働市場の構造改悪の労使政の野合は決裂されたし、労働者を人質にとって、財閥資本の腹だけ肥やそうとする政権の意図は、ひとまず阻止された」とし「しかし、政権はそれでも構造改悪を強行すると言っている」と批判した。最近、労使政の委員会で「労働市場の二重構造の改革」の議論を進めたが、意見の相違を狭められず決裂したことがある。
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