韓国の輸出・輸入額が、世界的な貿易の減少と原油価格の下落、為替レートの影響などで、4ヶ月連続で減少しました。
産業通商資源部は、先月の輸出額は462億1800万ドルで、前年同月比で8.1%減少し、4ヶ月連続で減少したと明らかにしました。品目別では、石油製品が43%、石油化学20%、家電は24%の減少でした。フラットパネルディスプレイや自動車、船舶輸出もそれぞれ8%程度減少し、繊維と自動車部品、鉄鋼、無線通信機器も5%以上減少しました。地域別では、中東を除いたほとんどの(地域の)輸出高が減少し、アセアン19%、日本12%、欧州連合11%、中南米11%の2桁の減少傾向を示しました。
世界経済の成長が鈍化する中、原油価格の下落で石油製品などの単価が落ち、円安とユーロ安まで重なって、主力品目の輸出額の減少が続いていると産業部は説明しました。
一方、先月の輸入額は、前年同月比17.8%減の377億3000万ドルと調査されました。輸入額の減少幅が輸出額の減少幅を倍以上上回っており、貿易収支は84億8千800万ドルの黒字となり、39ヶ月連続黒字を継続しました。
産業部は、今月も輸出の減少が続くと見られるが、6月以降は、石油業界の設備修理が終わり、新車効果で自動車の輸出も増えるので、状況が良くなることが予想されると説明しました。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://world.kbs.co.kr/korean/news/news_Ec_detail.htm?No=237642&id=Ec
内需が良ければ輸出が多少減っても何とかなるが、内需が最悪ならどうしょうもない。
アメリカ、日本は駄目だし、中国に助けてもらうんだな。