今年第1四半期の韓国の対中国投資額が日本を抜いて世界1位を記録しました。輸出入の規模でも、2位の日本をぴたっと追撃したことが明らかになりました。
韓国貿易協会は、韓国の今年第1四半期の対中国投資額が16億2000万ドルで、中国に属している香港を除いては、1位だったと明らかにしました。韓国をずっとリードしてきた日本の対中国投資額は、10億6000万ドルに終わりました。
輸出入の規模の面でも、1月、日本に迫る228億ドルを記録するなど、アメリカに次いで2位の日本との差がわずかになったことが明らかになりました。韓国と日本の対中国貿易規模の差は、一昨年32億ドルだったのが、昨年は17億9000万ドルまで減少し、去る4月までは6億9000万ドルに急減しました。先月末(までの)日本の対中国輸出入は11.2%減少したが、韓国は4.8%の減少でした。
韓国貿易協会は「韓中自由貿易協定、FTAの発効を控え、韓国企業の中国市場進出への期待感と投資額が大きくなっている傾向である」と説明しました。
【記事】
http://www.ytn.co.kr/_ln/0102_201505110606218257
中国は人件費も上がり、品質も悪く、投資するメリットは無くなった。
日本マクドナルドが中国に作らせた使用期限切れ鶏肉使用問題に端を発し、経営危機に陥ったように、投資どころか、工場を引き上げる会社が相次いでいる。
韓国の品質も中国と似たり寄ったりであるから、日本の場合と異なるかも知れないが「中国投資額が日本を抜いて世界1位を記録」は自慢にはならない。
韓国は代自動車(河北省滄州市29万台生産)、三星電子(陝西省西安、半導体工場)は、現在でも過剰生産で在庫がダブついている現状で将来経営の足を引っ張られるだろう。
http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM05H3O_V00C15A5MM8000/