自動車の輸出がなかなか回復する兆しを見せていない。
7日、産業通商資源部が発表した5月の自動車産業の動向によると、国内完成車の輸出が前年同期に比べて3.1%減少し、生産も2.1%減少したことが分かった。5月の自動車総輸出台数は、24万6093台で、これはロシアと中東、中南米などの自動車輸出主力市場が景気後退に陥っており、円安とユーロ安で価格競争力まで下落したためと分析されている。
メーカー別に見ると、現代と起亜はジェネシスとK5などの輸出が増加したが、価格競争力の弱体化と新興市場の景気後退には勝てず、それぞれ8.1%、5.7%減少し、双竜もロシアへの輸出減少で38.9%減少したことが分かった。
完成車の生産も輸出不振と操業日数の減少に伴って減少し、前年同月比で2.1%減の36万5643台と集計された。
自動車の部品輸出も大幅に減少した。新興市場の需要が萎縮し、韓国の完成車工場をはじめとして、世界の自動車メーカーへの部品輸出の減少で、前年同月に比べ13.7%減少し、19億6000ドルの輸出にとどまったことが分かった。
輸入車販売台数は、前年同期に比べて17.8%増の2万589台を記録したが、4月と比べると1.2%減少し、2カ月連続で売上減少傾向を示した。
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【記事】
http://www.newstomato.com/ReadNews.aspx?no=560873