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2015年06月15日

【韓国】現代起亜自動車の販売不振〜現代製鉄に火の粉飛ぶか?

抜粋:現代起亜自動車の販売不振〜現代製鉄に火の粉飛ぶか?

 最近、自動車の販売不振に苦しんでいる現代起亜自動車をめぐって危機論が提起され、系列会社である現代製鉄にまで火の粉が飛び散る兆しである。

 15日、業界によると、現代自動車は今年第1四半期の国内外の市場で前年同期比で3.6%減の118万2834台を、起亜自動車は前年第1四半期比で2.7%減の75万1080台をそれぞれ販売した。営業利益率では、現代車は前年第1四半期の9.0%から今年第1四半期には7.6%に、起亜自動車は6.2%から4.6%に、それぞれ下落した。

 このように販売不振を経験しながら、両社への依存度が高い現代製鉄の業績にも悪影響を及ぼすと予想されている。監査報告書によると、現代製鉄の2013年の現代起亜自動車など現代車グループの自動車関連会社との取引実績は、1073億ウォンに過ぎなかったが、昨年は1兆434億ウォンで10倍以上に増えるなど、依存度が高まっているのが実情である。

 問題は、(現代起亜の)販売不振が長期間持続する場合、海外販路の確保が難しい現代製鉄は、現代起亜車に納品する鋼材の減少はもちろん、単価下落による業績への打撃は避けられないと予想されることである。現在、現代起亜車などの自動車メーカーは、鉄鋼メーカーに自動車用鋼板の値下げを粘り強く要求している。実際、昨年の自動車用鋼板の納品価格は、上半期にトン(t)当たり8万〜9万ウォン、11月には5万ウォンなど値下りしている。

 業界の関係者は「ポスコの場合、海外の自動車メーカーとの取引が多いのに対し、現代製鉄は、現代起亜自動車への依存度が高く、リスクが大きいのが現状」とし「納品単価が引き下げられた場合、収益の低下につながる可能性がある」と指摘した。

 このため、現代製鉄は最近M&Aを通して相次いで事業領域を広げている。特に、来月1日に現代ハイスコとの合併を終えれば、これまで弱点として指摘されてきた海外販路の確保にも成功することになる。

 現代製鉄の関係者は「今回の合併が完了したら、既存市場で期待していたレベル以上の成長と安定的な収益構造を備えることができるだろう」と述べた。

一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://www.seoulfn.com/news/articleView.html?idxno=226427
posted by クライバー at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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