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2015年07月17日

【韓国】現代起亜車の設計図、中国に流出〜2人拘束20人立件

抜粋:現代起亜車の設計図、中国に流出〜2人拘束20人立件

 韓国大手メーカーの自動車設計図が大量に流出して、中国メーカーの新車開発事業に使われたことが明らかになった。

 17日、ソウル地方警察庁国際犯罪捜査隊は、現代起亜自動車の設計図などの営業秘密を流出、使用した疑い(不正競争防止及び営業秘密保護に関する法律違反)でキム某(34)氏など2人を拘束して、ペク(34)氏など20人を書類送検したと明らかにした。

 警察によると、現代起亜自動車の協力会社A社に勤務して退社したキム氏は、その後、自動車設計サービス業者に入社したが、昨年3〜9月に他の設計社B社に派遣勤務した。当時、現代起亜自動車グループの元役員が設立した韓国企業であるB社は、中国内5位である自動車メーカーの新車開発事業を受注して進めていた。キム氏は、この期間、中国の新車開発設計部門を担当していたが、過去、自分が働いていた職場の同僚9人からのメールやメッセンジャーなどで部品の設計図など現代起亜自動車の営業秘密130件余りを入手、業務に使用した疑いを受けている。キム氏に提供された設計図は、協力会社が車両部品などの生産下請けを受注して現代起亜自動車から提供された、または設計サービス業者が現代起亜車の依頼で作成した車両部品の図面だったことが判明した。下請け業者は、受注した事業が完了すれば、元請から提供された設計図を廃棄しなければならないが、これを持っていて、キム氏に渡した人もいたという事である。

 現代起亜自動車グループは、協力会社のセキュリティ監査の過程で、A社の従業員がキム氏に営業秘密を渡した痕跡を確認し、警察に捜査を依頼した。警察は、設計図の流出に中国企業が関与したか、対価の金銭が有ったのかなども念頭に置いて捜査を進めたが、関連する証拠を見つけ出す事は出来なかった。キム氏に図面を提供した人物は「単に知人関係だったのでした事」と述べていると伝えられている。

 設計図の流出に加担した会社は、他にも有った。B社の設計サービスを請け負うC社の代表クァク某(53歳、拘束中)氏は、昨年2〜10月、自分が持っていた現代起亜自動車の設計図などの営業秘密70件余りをB社の内部ネットワークに掲載し、中国の新車開発担当者と共有するなど、違法に使用した疑惑を受けている。B社は、流出した設計図を用いて新車開発を終え、その結果を中国企業に渡している。

 現代起亜自動車は、設計図が(中国で)生産に使用されたと仮定すると、流出が発生した2014年を基点に3年間の営業上の被害額は、700億ウォン台に達すると推算した。

 警察関係者は「自動車の設計技術など重要な営業秘密が国外に流出し、民間企業の被害だけでなく、国家レベルの損失が予想される」とし「このような営業秘密の流出行為があると見て、情報の収集と取り締まりを今後も継続する」と述べた。

一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002128130
posted by クライバー at 22:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 海外記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いくら貪欲な中国企業でも現代起亜自動車の設計図なんか何の役にたつの?三流メーカーのその股のコーピーなんて見てもどうしょうもない。価値など無い無い。。

ベンツやBMWの設計図なら役にたつ? たぶん、立たないでしょうよ。同じモノを作れないからね。。
Posted by 倭人 at 2015年07月17日 23:01
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