MERS(中東呼吸器症候群)拡散の最大震源地となったサムスンソウル病院のソン・ ジェフン院長が警察の召喚調査を受けたことが確認された。
31日、水西(スソ)警察署の関係者は「江南(カンナム)保健所の告発で、サムスンソウル病院を捜査中、過去28日にソン・ ジェフン院長を召喚した」と明らかにした。江南保健所は先月「医療機関長は、保健当局に感染症と関連して、直ちに報告しなければならない」という感染症の予防及び管理に関する法律違反の疑いで、サムスンソウル病院とソン院長を警察に告発した。MERS事態で病院長が警察の調査を受けたのは初めてだ。
警察の調査でサムスンソウル病院側は「MERS事態当時、疑い患者は、申告をしなくても済むという担当責任者の説明を保健当局から受けた。MERS疑いの事実を隠そうという意図はなかった」という趣旨であることが分かった。
サムスンソウル病院では、現在までに90人のMERS確定者が出ている。
警察関係者は「今のところ、サムスンソウル病院関係者の追加の召喚や調査の計画はない」と述べた。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/706842.html