現代起亜自動車が中国市場で悪戦苦闘している。先月も販売量が前年同月より27%近く減少した。現代起亜車は先月からツーソン・サンタフェなどのスポーツ用多目的車(SUV)の価格を引き下げたのに続き、新車を続々と発売し、マーケティングを強化し反転攻勢に乗り出すという腹案だ。
3日、現代自動車グループによると、現代起亜車は先月、中国市場で9万6,154台を販売して前年同月比で26.6%減少した。現代車は7万146台を販売し比較的善戦したが、起亜自動車が前年同月比で44.7%も減少し2万6,008台の販売にとどまった。今年に入って8月まで、中国市場の販売台数は99万2,235台で、前年同期(111万9,893台)に比べて11.3%減少した。これに伴い、中国市場でのシェア10%台を死守することは、ますます困難になってきている。
このような中国市場での業績不振は、価格競争力を前面に出した中国地元メーカーの急激な成長が主な原因として数えられるが、現代起亜自動車が世界の競合メーカーより価格割引をしたタイミングが一歩遅かったという分析が出ている。GMとフォルクスワーゲンなどは、5月から価格を下げたのに続き、数千億ウォン規模のディーラー補助金を支給するなど販促攻勢を繰り広げているのである。これに対し、現代起亜車も先月からツーソンとサンタフェの旧型モデルの価格を、それぞれ2万元(370万ウォン)、1万〜3万元(180万〜550万ウォン)下げるなど「価格引き下げメーカーの隊列」の仲間に参加した。
会社のある関係者は「来月のK5発売を起点に、全ての販売力を集中する計画」とし「新車投入とマーケティングを強化して、今年の下半期には前年実績を上回る成果を収めたい」と強調した。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://economy.hankooki.com/lpage/industry/201509/e20150903180136142400.htm
単純に韓国車が避けらているだけでモデルチェンジの効果も無いかもね。
トヨタ8月度販売台数 94,200台 前年同月比 20.0%
ホンダ 〃 78,277 〃 50.7%
現代 〃 70,146 〃 ▲ 26.6%
起亜 〃 26,008 〃 ▲ 44.7%