サムスン電子・LG電子のTVを韓国ではなく外国から安価に購入することができるようになり、これを活用した購入も増え続けていることが分かった。国産ブランドを海外から直接購入し、安くなるのには、国別の市場の規模や流通構造の違いなどが影響を与えると分析された。
セヌリ党の議員は最近、海外直接購入で最も人気のあるアイテムは、サムスン電子とLG電子のTVだと発表した。韓国の消費者が海外から直接TVを購入する最大の理由は、価格が安いからである。15日現在、アマゾンは2015年型LG電子65インチ4K超HD 3DスマートTV(65UF9500)を2797.99ドル(331万ウォン)で販売している。一方、eBayでは、これよりも安い2225.52ドル(263万ウォン)だった。したがって、税(関税8%、消費税3.5%、教育税(消費税の30%))、送料、保険などの付加費用を加えても、海外からの直接購入で、約400ドル安く買うことができる。
サムスン電子も事情は似ている。サムスン電子の75インチスマートLED TV(UN75J6300)は、アマゾンで2497.99ドルで販売している。この製品は、海外では、2100ドル台まで下がる事も有った。この場合、海外直接購入を利用すれば、400ドル安く買うことができる。
なぜ、韓国の価格は高いのか?まず、世界のTV市場の中で、韓国の市場規模は小さいため、韓国市場では相対的に高くなるという指摘が出ている。流通構造の違いもある。アメリカは、ベストバイなどの販売代理店の力が強いので、セールを頻繁に行う傾向が有り、安くなるのである。
LG電子の関係者は「外国の安価な製品の場合は、海外に特化したモデル、または古い製品であることも有る」とし「最高級のフラッグシップモデルの場合、韓国の価格の方がむしろ安い筈」と語った。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2015/09/15/2015091501980.html