現代起亜自動車が長い低迷を経験しているロシア市場で現地生産体制の強化など逆転の発想戦略で先月、過去最大の市場シェアを達成し、今年の累積シェアは20%突破に青信号をつけた。
11日、欧州企業連合会(AEB)によると、現代起亜車は先月、ロシアの自動車市場で3万1202台を販売し、月間の市場シェア22.1%を達成した。現代自動車が、昨年同月比1.9%減の1万5106台を、起亜自動車が、同期間11.0%増の1万6096台を販売した。現代車と起亜車は、それぞれ今年の月間最多の販売実績を更新したのだ。市場シェアは、現代車が10.7%、起亜自動車が11.4%と集計された。このようなシェアの拡大に、今年の年間市場シェア20%達成への期待感も高まっている。
このような現代起亜自動車の善戦は、ロシアの自動車産業の萎縮、為替レート不安などの経営環境の悪化の中でも、現地生産体制を維持し、将来のルーブルの価値上昇など経営環境が改善されることに備えて市場支配力を強化してきた戦略に支えられた結果だ。
実際、今年1〜9月の間、ロシア全体の自動車の需要が昨年の同期間に比べて33.0%も急減したのと比べて、現代車は、この期間の販売量が10.1%の減少にとどまり、起亜自動車は12.9%の減少で健闘した。主要競合他社のルノー(-37%)、トヨタ(-37%)、日産(-39%)、フォルクスワーゲン(-40%)などすべてが大幅に販売が減少したことともコントラストを成す。
現代起亜自動車の関係者は、「危機をチャンスにするための逆転の発想の戦略をもとに、今後ロシア市場の経営状況が改善された場合、市場支配力をより一層強化していく計画だ」と明らかにした。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2015101110575061873
-30℃の中で故障したら凍死も有るのにギャンブル好きなん?