NH投資証券のユ・ジェフン、チョン・ヨンスン研究員は、現代重工業について「グローバルな造船需要の不振の長期化で同社の売上高が、今後2年間マイナス成長すると予想される。営業利益は、大規模な海洋プラントの売上がほとんど完了しており、LPG、LNGの売上の割合が増加する2016年に安定化するだろうが、低収益局面は2017年まで続くだろう」と分析した。
NH投資証券は21日、現代重工業に対して「長期化される業況不振」を理由に投資意見を「HOLD (下向き)」と提示した。また、12ヶ月の目標株価を115,000ウォンと出した。
また、NH投資証券は、「同社をはじめとする国内の造船会社は、各社生産能力を削減し、構造調整を続けていくこと。赤字受注は止めるだろうが、根本的な造船産業の生産能力の削減がない限り、意味のある収益性の改善も難しい状況だ」と明らかにした。一方、「陸上/海上プラントの追加不良の可能性を排除することができないので、赤字が続いている海外子会社の帳簿価値の毀損の可能性もある」と予想した。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://economy.hankooki.com/lpage/stock/201510/e2015102114202892480.htm
受注量だけを問題にしているみたいだけど、設備過剰で収益性が悪化している。
最近の海軍の無理な拡張は、裏返せば三星・現代・韓進その他に仕事を割り振ってやるための手段でもあるんだけど、それもさすがに限界。
こういうときは、政府が手を回したりしてかなり積極的に分離/転属/合併をやってきたんだけど、財閥そのものが潰れるようになってからそれもおかしくなった。
最終的に東レが熊津ケミカル(セハン)を吸収してしまったように、収益の上がりそうな部門は外国企業に切り売り、それ以外は引き取り手もなく潰れて行く最悪の結末が待っているかも知れない。