日韓の民間団体が朝鮮通信使のユネスコ世界記録遺産登載を共同申請した中で、日本の広島で3日、朝鮮通信使行列再現行事が開かれた。
広島総領事館の主催で行われたこのイベントには、広島民団(在日本大韓民国民団)、広島ユネスコ協会、広島経済大学など、現地韓国・日本関連団体の人などが参加して朝鮮通信使往来に込められた日韓交流の歴史を振り返った。
この日の行事には、ポーランド、フランス、インドネシア、フィリピンなど日韓以外の他の国の国籍を持つ学生なども参加したと総領事館は伝えた。
署長総領事は「国境を越えた友好と親善の意志を朝鮮通信使から読み取ることができる。これは現代にも大きな響きを与える歴史的事実だと思う」とし「朝鮮通信使は、韓国と日本だけのものではなく、世界中の共感を得ることができるだろう」と語った。
朝鮮通信使は、1607年から1811年の間に、朝鮮の王が日本に派遣した外交史節。広島は過去、朝鮮通信使が日本を行き来していた時代、最大の人材と財力を動員しキャリアを催したところである。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2016/05/03/0200000000AKR20160503204100073.HTML?3261eba0