「過去のオイルショックやリーマンショックよりもはるかに大きく、深刻な危機状況を迎えて、私たちのすべての弱点が明らかになった。予測が不可能な将来に備えるためには、高コスト構造を必ず改善します。」
チェギルソン現代重工業会長は1日、蔚山現代重工業本社社内体育館で開かれた緊急経営説明会でこのように述べた。創業以来初めて全社員を対象とした緊急経営説明会の席だった。
この日の説明会には、チェギルソン会長、グォンオガプ社長とキム・ジョンファン造船事業の代表社長、ギムファング安全マネジメント室社長をはじめとする7つの事業の代表者が直接参加し、現在の会社の状況を従業員に詳細に説明した。
崔会長は「私たちの現実を正確に認識して、受注が回復されている状況が来たときには必ず、そのチャンスをつかむことができるように競争力の回復に力を集めなければならない」と強調し、「字句ない推進過程で不便や困難を経験しただろうが、すべてのメンバーが力を合わせて、今の困難な状況を克服し、名誉と誇りを取り戻すことができるよう積極的に参加してほしい」という要請も忘れなかった。
説明会では、主債権銀行から承認を受けた字句の中の主な内容についての説明もあり、現場質疑応答などを通じて従業員が気になる内容を事業の代表者が直接説明する時間も設けられた。
説明会は、役職者など3000人余りが参加した中、午前10時30分から1時間30分の間進行され、参加できなかった従業員のために社内放送を通じて全事業場で生中継した。現代重工業は、全社員が会社の経営環境を理解することが重要であると判断し、説明会が行われている間、全事業場の操業を一時停止した。
【記事】
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